伊保中部屋台保存会とは

 伊保中部屋台保存会は、曽根天満宮の氏子として、古くから伝わる屋台、神事を継承し、これを中心として地域住民相互の親睦連帯を深め、郷土愛を育み、もって郷土文化の保護と地域の発展に寄与することを目的とし、昭和59年に設立されました。

 伊保中部の屋台は昭和59年に新調され、同60年に幕、同61年に狭間と高欄掛、同62年に屋台本体の塗りと飾り金具と年次的に整備されました。屋台は、紫の布団屋根と高欄下部に彫刻を施した腰組高欄が特徴で、地域のコミュニティ活動の象徴、また、地域の誇り、宝物として地域住民に認識されています。


ー「渚」と呼ばれる伊保中部ー

「平安時代に、菅原道真公が九州の太宰府へ左遷されるとき伊保港に着船し、現在の梅井村の老婆に清水の湧き出る場所を教えた。」これが梅の井であり、「菅公はその後、伊保崎村の渚の井で御手水を使い賀茂神社へ参拝した。次いで西方の日笠山に登り播磨灘の景観を楽しんだ。そして、松の小苗を引き天神へ参詣。そこで『我に罪なくば栄えよ』と、祈念し、植えた松が曽根天満宮の古霊松殿の松である」と伝わる。印南郡誌をはじめ多くの歴史書に記載されている「渚の井」は、地区のシンボルとなっていることから、伊保中部の屋台は「渚」と呼ばれています。

 

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平成26年度秋季例大祭

(屋台復活30周年記念事業)

 平成26年度は、中部屋台保存会が昭和59年に曽根天満宮の秋祭りに復活して30年目を迎えました。記念事業としまして、出立ち式で歴代清書元にご挨拶をいただき、また、松の妖精である「ぼっくりん」もお祝いに駆けつけてくれました。



平成26年度秋季例大祭


平成25年度秋季例大祭

  ー 神事 ー


平成25年度国恩祭